青少年への生命尊重教育事業



生命尊重教育事業の実践構想

 若年層からの電話相談増加

「こうのとり・にんしんSOS」電話相談では、コロナの影響で、10代の妊娠およびそれに関連する電話相談が増えています。

国レベルでは年間の中絶(以下、堕胎と表記)数は16万件を超え、1日平均およそ500もの“命”が失われている現状がありますが(堕胎選択率は15%)、中でも10代の堕胎数は、出産数と並べてみると、順に13,588人、8,778人、堕胎選択率は61%にのぼるといわれます。年齢が下がるにつれて堕胎選択率は上がり、15歳以下では実に83%の高さです。

私たちの思いは、少しでも堕胎数を減らしたいということでもありますが、とりわけ若年層の堕胎選択率を何とか低下させたいという思いが近年、一段と強くなっています。

 

学校現場における性教育の現状

もちろん、学校において性教育は行われていますが、性教育に対する文部科学省の姿勢は消極的であり、学ぶ内容の一部に歯止めがかかっています。現場での実践は、抑制的で断片的な知識の伝授に止まる傾向があり、若者たちの現実に迫り切れておらず、青少年を取り巻く圧倒的で多様な歪んだ性情報の前に、かき消されて有効打になっていません。

 

生命尊重教育事業 ~ 青少年への性教育によるアプローチ ~

そこで、生命尊重教育事業の柱として、現状に即した「性教育教材」の開発(更新)とその流布を図ること、および対象若年層(当初は中高生)への学校現場での性教育実践と、保護者・教職員への啓発を実践することいたしました(20206月総会で議決済み)。

中高生向けのオリジナル性教育教材開発とPTA向けの啓発講座の実施を通じて、まずは兵庫県下での性教育実践評価(生徒たちに正しい性知識を伝え、いのちへの尊厳を高める)を高め、全国への普及をめざします。

1.        まず中高生向けの性教育教材を、性教育講話の経験豊富な助産師や現状を憂う産婦人科医、本質的な性教育の実践をめざす現場教諭、さらに指導側としての教育委員会指導主事など、あらゆる分野の専門的な視点から助言をいただきながら「性教育教材」の開発を進めます。 現在、制作した中学生向けの教材のデモ授業を終え、叡智を結集し、ブラッシュアップを行っています。

2.        次に、まずは兵庫県の中高生徒指導主事、保健主事、養護教諭、保健体育科教諭、性教育担当教諭などを対象に、本事業のポータルサイトを通じて制作した性教育教材を無償提供し、また、各校(各行政)に応じて追記・改変・派生を容認するとともに、バージョン管理を行い、参加教諭で共有するシステムを整備し、各校で自主的に性教育授業の実践をめざします。さらに授業実施数や参加数、実施に際しての意見や提言などを収集公開し、統計情報や定性情報を共有財産とします

3.        さらに、学校現場からの要請に対し「in 関西」として、中学・高等学校の生徒向けに、基礎教材を利用して性教育の「出前授業」(オンラインも可)を行います。また、同時にPTAを対象の講座も開催し、家庭における生徒理解の向上をめざします。
その実践のために、出前授業を実施するプレゼンター(講師)の養成を行います。

 

 


事業資金調達目標額:3,000,000 (2021年度) 

 

 

用       途:基礎教材制作費、プレゼンター養成講師費、ポータルサイ
       ト制作費、リーフレット・チラシデザイン及び印刷費等

 

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