生命尊重教育講演


更新日:2021年1月25日 

生命尊重教育講話を行いました。

1月21日にノートルダム女学院中学高等学校(京都市左京区)に於いて

中学1年生70名に向けて教育講話(授業)を行いました。
テーマ:全ての
「いのち」は大切
演 者:人見 滋樹 理事長

講演内容:

“すべての「いのち」は大切”をテーマに、パワーポイントと動画を使って、丁寧に、わかりやすく生徒さんたちに説明しました。 
(1)命はかけがえのない大切なものです: 

・2016年やまゆり園の知的障害者殺人事件:犯人の死刑で被害者は救われるか? 死刑も殺人ではないか。

・先天性疾患を持つ赤ちゃんを支えた家族と病院や幼稚園の話、生まれつき目の見えない子供たちに粘土細工を教えた盲学校の先生の話。すべての命は大切。まわりの人たちの、優しい心。 

(2)生まれるって奇跡です: 

・赤ちゃんは、どのように誕生するの? 動画を見ながら誕生の過程を説明。妊娠に気づいた時点では、胎児はほぼ人のかたちをしている。 (生徒さんたちも胎児が命を持っていることをよく認識してくれたと思います)

(3)妊娠中絶は殺人だろうか: 

・マザーテレサ来日時の言葉:「日本は美しい国ですが、妊娠中絶を許すならこの国は貧しい国です」 

・妊娠中絶の数は、報告されているだけで年間約18万人。一日約500人。そのうち10代の母親は1万8千人。日本は中絶(堕胎)大国。 

(4) 困った時に支えてくれる人がいるよ: 

・蓮田太二先生が熊本にこうのとりのゆりかご―赤ちゃんポストを設立。155人の赤ちゃんの命を救った。

(5)私たちも支える人になろう:

・「こうのとりゆりかごin 関西」を設立。     

 

現在の新型コロナを乗り超えるために、大切なことは、
 1. 日々誠実にくらす   2. Negative Capabilityを持つ   3. 感謝する 

です、とコロナに関するお話もしました。

(す)

感想文



更新日:2020年12月18日 

性教育講演を行いました。

12月10日に兵庫県尼崎市立園田中学校に於いて

2年生250名に向けて性教育講演を行いました。
テーマ:
「中学生=思春期 子どもから大人へ命をリレーする」
演 者:小林 和 副理事長

 12月10日(木)尼崎市立園田中学校で、同校の2年生の男女生徒約250名を対象に、小林和副理事長が講演を行いました。園田中学校は、毎年外部講師を招いて性教育を行っているそうで、今回はこうのとりのゆりかごin 関西のホームページをご覧になったことをきっかけに、命に関する話をして欲しいというご要望をいただいたものです。

講演は、「中学生=思春期 子どもから大人へ命をリレーする」をテーマに、

しっかりと性を自覚することにより、自分と相手と胎児の命を大切にできる。という視点から、スクリーンにビデオや資料を映しながら、1時間半にわたり行われました。女子の体、男子の体、受精から誕生までの過程を説明し、子どもそして胎児も、大人と同じように生きる権利がある。あなた自身が大切にされたいと思うように、次の命を大切にしてほしい。と講師は生徒さんたちに訴えました。生理、精通、夢精、性行為等々の言葉は、思春期の中学生にとっては、恥じらいを感じる言葉でしょうが、皆真剣に聴いてくれていました。また、日本では堕胎(人工妊娠中絶手術)により、一日に450人もの新しい命が失われているが、堕胎は胎児の生きる権利を奪い、女性の体と心を傷つけるものである。このことは男子もよく憶えておいて欲しい。さらに思春期には、性的な刺激に体が反応しやすいので、異性と二人だけの時は、ドアーを開けっぱなしておくというルールを守ること。口・胸・性器のプライベートパーツは、大切にすることなど具体的なお話しをしました。(す)

 

感想文